樹木葬を希望する人は、子孫に負担をかけたくないという人が多いようです。

樹木葬の希望をかなえる宮城県の寺

樹木葬を希望する人は、子孫に負担をかけたくないという人が多いようです。

そのため、必ずしも墓地を現在の住まいの近くに設けたいというわけでもないと見られます。

宮城県大和町の禪興寺では樹木葬を35万円でおこない、永代供養もしてくれるので、全国から利用者が集まりそうです。

禪興寺のメリットは、1265年から続いているため、墓地としての永続性が見込める点です。

土地利用は、都市部だと数十年もすれば変わる可能性があります。

しかし、1265年から続く寺であれば、今後もずっとそのままであり続けるだろうと予測できます。

墓標とする樹木も、数百年後までその地にあることが期待できます。

1200年や1300年頃の土地利用状況がわかっている土地がどれだけあるでしょう。

発掘調査などがよくおこなわれていますが、そうした土地でなく、古くから続く寺のほうが墓地として望ましいのは言うまでもないことです。

子孫がお参りしやすいようにということでなく、自分がいたい場所を選べる時代となりました。